山友が入院して10日になる。私も入院の経験があるが、籠の中の鳥である。動ける空間は限られている。
体調が好転してくれると、入院生活は退屈でたまらない。黙っていても、三食運ばれてくる。食うには困らないが、やはり我が家が一番いい。
そう思っているのは、能登地震の避難者も同様である。避難所や2次避難所は揃っているが、ビニールハウスでも我が家の近くから離れたくないで頑張っている。
熊本地震では水道が止まっtのはわずか2~3日であった。余震の恐怖で10日あまり車中泊で過ごした。エコノミー症候群で亡くなったのが、多数にのぼった。
テレビを点けると能登地震の悲惨な状況が映し出される。毎日観ていると、かわいそうで気分がすぐれない。
山友の膝の状態が良かったり、痛かったり、一喜一憂している。地震の復興はそう簡単でない。希望を持ち続けていれば、恐れることはない。朝の来ない夜はない!!