特殊詐欺

 47年使った電話番号0028を今日廃止する。電話機を撤去するのである。長年使った電話番号、電話機を撤去するのは一抹の寂しさがあるが時代の流れである。
電話のベルが鳴る、急いで受話器を取ると、営業の電話でうるさい事この上ない。最近、高齢者を狙った特殊詐欺のニュースが後を絶たない。

 私はまだボケていないと自信あるが、騙されないと自信を持っている人が一番騙されやすいとワイドショーのコメンテーターが注意を促していた。
関東の高齢女性が、特殊詐欺に騙され7億円の被害にあっている。人間欲のかたまり、大金を持っていても、投資をしてまだ増やしたいと思っているのだろうか。

 私は細々暮らしているが、虎の子のマイホームは持っている。言葉巧みに騙されてマイホームを手放す事態に陥るとも限らない。
電話番号に愛着はあるが、ここらで転ばぬ前の杖、用心に越したことはない。携帯電話を肌身離さず持ち歩いて、楽しい余生を過ごしたい。





 

熊本県首脳一

  新しい主脳部による熊本県政が動き出した。木村知事は積極的に住民との対話に乗り出した。現場に足を運び住民の要望をすいあげ、住民に寄り添うと明言している。
懸案だった副知事2人は県議会の同意を得て選任、就任した。是でめでたく熊本の舵取りが整ったことになる。

 県知事選挙の最中、木村知事は地元出身でないので熊本のことはわからないと、盛んに野次られていた。私はそんな意見に与しない。
地元は地元出身者でなければならない理由はない。有能であればどこの出身者でも一向にかまわない。同じ目線では新しいアイデアは浮かばない。

 副知事に迎えた2人は生え抜きの県庁OBを並べた。県庁OBを並べるでなく、新しい外部の血を取り入れるべきだったと、私は考える。
県庁にどっぷり浸かっていた県庁マンOBの発想は新しい熊本の風を起こすとは到底思えない。民間の新しい発想力を持った人材を掘り起こすべきだと進言したい。

活字離れ

 活字が薄れて見えるようになって、読書量がかなり減った。内容より活字を読むだけで満足していた。それが字が読めないのは致命的で活字離れにつながっている。
熊本市の長崎次郎書店が150年の歴史に幕を閉じる。若者の活字離れでが原因である。若者に限らず、他にやることがいっぱいある。

 自己を表現することのできる場所や方法やメディアもいろいろある。時間をかけて知識を得るのは時代遅れなのか?
私のように活字文化にどっぷり浸かって生きてきた者には、現代の文明について行けないで入る。グーグルで検索するよりも、辞書で調べた方が身に着く。

 先日、黒木の大藤、素戔嗚神社に参詣した、「素戔嗚」の漢字が読めなくて辞書やらスマホで検索した。辞書では調べられなかったが、スマホで読み方、「すさのお」にたどり着いた。
スマホもすてたものでない。若者の気持ちもわからないでもない。現代文明を取り入れないと、「老人は消えさるのみ」。



 

学歴詐称

 

 「嘘つきは泥棒の始まりである」。一方、「嘘も方便」と言う言葉もある。ついて良い嘘と、ついてはいけない嘘があると言うことだろう。
しかしどう考えても、嘘はつかない方がいいに決まっている。嘘をつかないことは日本人の精神的風土である。

 どうしても嘘をついた方がいい場面もあろうが、嘘をついてはいけないと小さい時から教えられてきた。
世のなかは、一筋縄でいかないことは知っているが、正直で生きていけたら最高である。嘘をついてニッチモサッチモ八方塞がりの人がいる。

 東京都の小池都知事である。学歴に関係なく才能のある行動力は認める。実力の世界がいいのは決まっている。
国立カイロ大学を首席で卒業したと華々しい経歴をひっ下げて当選した小池さん、実力主義であれ、学歴詐称、嘘はいけない。嘘つきは政治観失格である。

foresutakonnsert2024in熊本

 BS日テレのフォレスタの合唱番組を15年ぐらい聞いている。都合でテレビ番組を観れない時、ビデオ録画している。
腹の底から大きな声を出す、友人のオペラを鑑賞しているうち、オペラの魅力の虜になった。腹の底から歌うオペラや合唱を聞くと気分が晴れやかになる。

 フォレスタの合唱を聞くと、ストレスが吹き飛んでしまう点ではオペラと同じである。合唱となると文部省唱歌やクラッシック曲を連想しがちだが、流行歌や民謡など幅広い。フォレスタ独自のアンサンブルで豊かな音楽世界が広がる。
フォレスタは結成して20年、合唱団がこんなに長く続くなんて素晴らしい。フォレスタが熊本に公演することを知りすぐに申し込んだ。

 2024-4月18日ー熊本市民会館、フォレスタの公演が定刻通り始まった。久しぶりのコンサートに期待に胸が高ぶった。
カーテンコールの幕が上がり、乾杯の歌が始まったとき感動が最好調に達した。本物の合唱に触れたと何時までも いつまでも、余韻に浸りたかった。

黒木の大藤



 八女黒木の、「大藤まつり」に行って来た。今日は午後から天気が崩れる予報が出ていた。ゆっくり藤の花見物を計画していたがそうもいかない。
福岡県まで出かけるので朝食は早々に済ませ自宅を後にした。土曜日とあって道路はすいていて、気分良く運転できた。

 毎年黒木の大藤見物は恒例になっている。黒木の大藤の見物の前に、「八女グリンピア」に寄っている。ところが道順を間違えたのか、行けども行けども険しい山奥に向かっている。
途中で引き返したが、自分では正常に運転したつもりだが、どこでどう間違ったのかわからない。これが高齢者になった証である。

 八女の大藤は毎年見物に行っているが、何回訪ねても日本一の藤は素晴らしく、見飽きない。途中で雨が落ちてきたが本降りにならず良い花見になった。
昼食は地元のラーメン屋に今年も立ち寄った。店主は私たちが藤まつりの期間中立ち寄ることを楽しみに待っていた。来年も元気に立ち寄る事が出来るよう健康に注意したい。

小松菜のカンタン白あえ トマトのカンタン白あえ

 朝からひんやりして、セーターを着込んだ。冬ものから夏物に衣替えを先延ばしして正解だった。温度差が大きいこの時期は油断できない。
もたもたしていたら、私が作りたい料理が外れてしまった。私は、煮つけが苦手で習いたい希望を持っていたが先客に取られてしまった。

 人気の料理は遠慮なく手を上げなければと反省している。結局私は、「みそ汁、小松菜、トマトのカンタン白あえ」を一人で料理することになった。
先生が、「簡単料理だから、みそ汁と白あえの2品を一人で担当して下さい」。今まで2品を一人で担当したことはない。しかし有無を言わせない厳しい口調であった。

 料理を作るのに何人かで担当するのが常であった。複数で担当すると料理の出来具合の責任が分散される。
一人で担当すると料理の出来具合がすべて自分の責任になる。17年料理教室に通い続けている。17年も通い続けているなら上達していると勝手に思わないで欲しい。
1:カレイの煮付け 2:肉じゃがに干し椎茸 3:小松菜、トマトのカンタン白あえ 4:みそ汁