生命の源

 寒い朝だ。冷え込んで部屋は冷蔵庫の中にいるようだ。布団から出たくない。寒い表現に困って、冷蔵庫の中に入ったことはないのに、いい加減な表現でお許し願いたい。
山友から、「素晴らしい輝きの満月が、澄んだ空に映えている」と連絡が入った。冷え切った早朝、自然のパノラマに見入ってしまった。生きている実感が湧いてくる。

 自然の一瞬をカメラに収めようと頑張ったが、ピンボケになった。高性能のカメラでなく、デジカメではこんなものだろう。
行動を起こさなければ、寒いからと布団の中にいたら、何の感動も得られない。何でも興味を持ち行動を起こさなければ生きている価値がない。

 朝食をとり、くつろいでいると、テレビで能登地震の悲惨な状況が映し出された。「何が一番困る」の問いに、「水がないと暮らしはなりたたない」、と雪が舞う避難場所で訴えていた。
菊陽町に台湾半導体、関連企業が進出してきた。広大な農地をつぶし、大量の水を必要としている。熊本の地下水は大丈夫かなと憂う。水は生命の源である。企業栄えて暮らしが奪われはしないか?元も子もない!!