能登地震に熊本日赤病院から派遣された医療関係者が、派遣先から任務を終えて帰られた。能登半島の住民の厳しい生活を述べられ援助の必要性を述べられていた。
余震続く悲惨な状況の中、自らの危険を顧みることなく、献身的に医療に邁進されていた。仕事と言ってしまえば、それまでだが、誇り高い行いである事は自明である。
熊本地震で石川にお世話になったから、神戸大震災でお世話になったから、恩返しに是非とも貢献したいと、現地に赴いている。
現地に駆けつけられないけど、せめてお金でもと、寄付する人もいる。暖かい心の持ち主である。目立たないが、私には誇り高い人々である思える。
正月早々、羽田空港で飛行機事故が起きた。不幸にも海保機には死者が出たが、乗員、乗客には一人の犠牲者も出なかった。
これはすごいことで、乗務員の日ごろの訓練と、立場を超えた機転によってなし得た仕事である。誇り高い人々がいてこそ、素晴らしい救助につながったのである。