9月1日、関東大震災から100年になる。防災の日も重なって、いつか起こるかもしれない大地震のの備えが求められる。関東大震災で10万5千人の犠牲を出している。 私が当時田舎だった菊陽に移ってきたのが45年前だ。周りは、栗畑、や畑、田んぼばかりの田園風景であった。
高い建物と言ったらスカイラークのレストランだけで、人口も2万人足らずであった。 菊陽の発展は目を瞠るばかりである。近くの歩道橋で眺めると、ビルが少なく見積もっても50棟は超えている。人口も4万5千に近づいている。 ビルが増えて安全になったとは到底思えない。東京の超高層ビル群は大地震でも持ちこたえられると言われているが、果たしてそうだろうか。
私にはそう思えない。大地震は想定外のエネルギーを出し、被害が甚大になる。 知人が熊本駅前の高層ビルの33階に引っ越しした。この高層ビルで、熊本地震に遭遇した時、生きた心地はしなかったと恐怖を述べている。
ビルの損傷はなかったが、安全の保障はない。どう考えても大地震に遭遇したら高層ビルは安全だと思うことができない。2階建ての我が家を、平屋に立て直したいくらいである。