森の都

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 夏目漱石が第五高等学校に赴任するため上熊本駅に降り立った時に発した言葉である。「熊本は森の都である」。
 熊本は木々の緑に覆われた町だったのである。木々の緑は暮らしの潤いをもたらす存在である。「森の都」は熊本県民の誇りである。
 私は山登りが趣味である。山や大自然が大好きな人間である。緑の山々を眺めると、心は癒され、日頃のストレスを発散できる。森は命の水の源である。大自然に抱かれているようで山登りは心地よい。
 偶然にも、知り合いの熊日の記者二人が、今日の紙面で、森の大切さについて述べている。Y記者は、「森の都作戦」が50年続けれてきたのに、街路樹伐採計画に苦言を呈している。
 K記者は、金峰山の魅力を丁寧に取材して紙面を飾っている。知り合いの記者が紙面に載ると、隅々まで読んでしまう。応援したくなる。
 「森の都」と言ったら熊本。そんな熊本であって欲しい。それが熊本の魅力の原点である。