今日から読書週間である(10月27日~11月9日)。スポーツの秋、食欲の秋、行楽の秋、秋は人間が輝く季節であり、生きている実感が湧いてくる季節でもある。
私には秋と言えば、読書である。インターネット、スマホがあれば、画面をプッシュすればすべての知識がたちどころに表示される。
アナログでは面倒くさく、時間もかかる。本が売れなくなって久しい。現代人にとって本から情報を得たり、知識を吸収することは時代遅れなのだろうか。
昭和生まれの私は古い人間だろうか。つい先日の気がするが、「今もごろ若い者は」と言われたような気がするが、私が若者に苦言を言う年齢に達したのか、歴史は繰り返すようだ。万感の思いがよぎる。
政府の経済政策が示された。デジタル時代、AIをフル活用して予算のシュミレーションをしたのだろうか。借金大国の日本が、選挙対策か、人気取りか、ばらまきと思える、給付、減税を実施する。
税収増で国民に還元するらしいが、先ずは国の借金を減らすことが先決である。本をじっくり読んで育った世代が作った予算とは到底思えない。