時代がかわれば常識も変わる。日本の人権意識は世界から大きく遅れている。笑い話としか思えない人権意識が大手を振ってまかり通っている。
性同一生涯で生まれて、性別変更を願い出ても、男は男としての、女は女としての外形が一致しなければ、性別変更は認められなかった。
手術には高額のお金がかかり、失敗すれば命を落としかねない。「性器部分に似た外観を持つ」、の法令が否定されたのである。医学的観点からしても、心の問題である。
産声を上げた瞬間から、外形は男でも、女でも、心は女であり男である。心は外形で判断できない。日本の裁判所もまともになってきた。
性別変更は戸籍上、一度決めて届を出したら、一生涯性は変更できないと習った。簡単に変更出来たら社会は成り立たない。
社会が変化し、男性が女性に、女性が男性に、このような事態になるなんて、予想だにしなかったことが日本の現状である。人権が第一、人権が守られる社会であってほしい。
