豚汁

 鍋料理が恋しい季節になった。冷え込んできたので暖かい豚汁が食いたくなった。昨日、椎茸、サトイモカラスウリを姪っ子から頂戴した。
昼食に煮しめ、芋の味噌汁を頂いた。田舎のご飯はとにかく食が進む。それに煮しめの旨さは格別だ。芋と干しタケノコと原木生椎茸を煮ただけなのに絶品だ。

 あまりの美味しさに、食べることに夢中で、肝心のレシピを聞くのを忘れてしまった。煮しめの味付けは難しい。煮しめのコツを聞くべきだった。後の祭りである。
美味しさのコツを私なりに考えると、サトイモが柔らかくほくほくし上品に仕上がっている。御飯がおいしいのは、水がいいからである。具材と水と空気がよいハーモニーを醸し出し料理を引き立てている。

 姪っ子夫婦から頂いた材料で、早速、豚汁、煮しめに挑戦してみた。私一人では心もとないので、山友に応援を頼んだ。
料理教室通う歴16年と自慢しても、主婦歴?十年の山友の手さばきはは見とれるほど鮮やかである。材料と、玄人の腕前の山友が作る料理は言ううまでもなく絶品であった。