こどもの日

 昨日は実家のある山都方面へ行楽に出かけた。高速を避けて西原経由の旧道を使った。旧道は曲がりくねって道は狭いが、自然がいっぱいである。
緑、みどり、目にやさしい木々の葉が茂り、自然の恩恵を体感し、堪能できる。俵山の中腹の展望所で熊本市有明海、菊池、山鹿、鞍岳阿蘇方面が一望でき、日本一の眺めである。

 大型連休の後半に入って県外ナンバーの車やオートバイが目立つ。若者のツーリングが爆音を鳴らして走る隊列は、私もつかの間の青春をとり戻したようになる。
関東、関西、県外からツーリングでやって来た若者の無事を祈るばかりである。我が子がオートバイに夢中にならなくて、ホッとしている。

 吉牟田水源で、バッテリーが上がって途方に暮れている高齢者夫婦に出っくわした。困ったときはお互い様、勝手知ったる作業、備え付けのブースターをつないで一件落着。
人に親切にしたり、役に立つことは気持ちがいいものである。高齢者の私が生きがいをもつとするなら、人に親切にすることぐらいである。