監視社会

 埼玉県議会に、「子供虐待禁止条例」が提出された。虐待禁止条例の制定は当然のことで、いい事である。スーパーの駐車場で車に置きっぱなしなのど、もっての外である。
子供虐待禁止条例の制定じゃ外国では当たり前のことで、日本は遅いぐらいである。しかし内容に問題がある。「一人で通学も禁止、中、高生の兄姉がいても、留守番も禁止。

 世界で一番安全な日本の治安。見守り体制が整っていない日本ではまだ時期尚早である。セレブでないと、送迎に時間を割くことはできない。
何年か先には子供を一人にできない社会が訪れるかもしれないが、子供一人で通学禁止社会がやって来るかもしれないが、安全、安心の日本であって欲しい。

 私が問題にしているのはこのようなことでない。違反者には、通報する義務を負わすことだ。戦前のような監視社会にすると言うことだ。
私は自由を束縛するのには大反対である。自由がなければ民主主義は滅びる。なによりも自由が大事である。警察が威張ったり、役人が大手を振る社会では決してあってはならない。