子育て論

我が子が立派に成長を願わない親はいない。私は子供が常識ある普通の人間に成るように育てたと思っている。
3人の子供は優しく育ち、世間一般の社会人として立派に生活している。親としてはこんな喜ばしいことはない。

今振りかえってみると、私の子育てが良かったか、悪かったのか、はなはなだ疑問がある。良かれと思って教育したのが、今の民主教育に合致していたのか自信が持てない。
仕事から帰ったら、玄関先に並んで「おかえりなさい」を強要していた。子どもたちが、食べるのも、学べるのも、「俺が一生懸命働いているお蔭だ」と、出迎えが少し遅れただけで叱っていた。

集団行動を乱したり、悪ふざけには平手打ちの制裁を加えていた。今なら虐待、やいじめに捉えられ、家庭内暴力と捉えられても仕方ない。
私は現在、自由、平等が一番大事だと標榜している。厳格な子育てをしてきたが、民主的な教育とはかけ離れて子育てをしてきた。今度生まれ変わったら、同じ轍を踏まない!!