臨時国会始まる

 冷え込んできた。朝から寒いと、猛暑の夏が恋しくなる。人間とはなんと勝手な動物だろう。昨日の雨はお湿りにもならない霧雨だった。それでも一雨ごとに寒くなる。
秋は物思いの季節で淋しさが募ってくる。聞きなれた有名人が鬼籍に入ると尚更だ。谷村新司、郷土出身の財津一郎が天国に召された。「さびしーぃー」 
 
 20日、臨時国会が召集された。前細田議長は統一教会の問題にほっかむりのまま辞任した。国の最高機関の長が情けない。
臨時国会の焦点は経済対策である。物価高対策で、減税や給付金のことが取りざたされている。それも税収が増えたから国民に還元するらしい。

 国民に大サービスして、来る衆議院選挙を有利にしたい魂胆が見え見えである。減税や給付金は有難いが、日本の膨大な借金はどうするのか。借金をどうするのか考えるのが第一だろう。
国民に耳障りの良い政策で、国家の進路を誤っては、真のリーダーとは言えない。経済政策は、「入りを図って出を制す」が基本である。