春闘

大手企業は景気がいいようである。2023年春闘は15日、大手企業の集中回答日を迎えた。組合の要求に対して満額回答が相次いだ。
組合の要求に対して企業側が満額回答するなんて有り得ないはずだ。企業と組合のなれ合いとしか言いようない。

そもそも資本家と労働者は立場が相反する。満額回答なら労働組合の存在意義がなくなる。賃上げが労働組合の要求通りだとすると労使仲良くの日本型経営だろう。
中小企業には労働組合もなく、そもそも、原料高、電気、ガス、ガソリン値上げ、売り上げ不振、会社存続の危機に瀕している。賃上げどころでない。

我々年金者は昨年は年季を減らされた。年金にが唯一の収入の高齢者は最近の値上げラッシュにほとほと困っている。
インフレ程、年金生活者が一番警戒する。誰に文句を言うのか?高齢者は政治、経済の
影響を受ける弱い立場である。