実質賃金

  実質賃金が26カ月連続目減りしていると報道されている。今年は大幅な賃金アップになったとサラリーマンは大喜びした。
給料は確かに上がったが、財布の中味がやせ細ると誰が思ったろうか。是が本当の糠喜びだ。確かに給料のアップより、物価が上がったら使うお金が、目減りするのは誰でもわかる。

 私は近くのスーパーに頻繁に買い物に行く。カードで買い物しても商品の値上がりは肌感覚でわかる。辛抱しようと思っても生きていかなければならない。
月末のクレジットの請求書を見ると節約の文字が浮かぶ。年金受給明細を見ると確かに年金は上がっている。しかし、何百円のミミッチイ世界である。

 公共料金、ガス、ガソリン、生活必需品、すべてが値上がりしている。外食すると、量を減らした上価格まで上がって、会計の時青ざめる。
実質賃金、実質年金、目減りして気が滅入る。しかし我々高齢者には自由がある。たっぷりある自由な時間、金で買えない自由。贅沢に自由をフルに楽しもう。