北風

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 体調が今一つ。外出はままならないが、コロナ禍で家のこもっていた方が無難である。見舞い方々山友が立ち寄った。
 人恋しさで退屈していた。体調がすぐれない時、一人でいるいるとついつい考え過ぎてしまう。アクティブに考えるならまだしも、ネガティブに陥ってしまう。
 山友が私の体調を知ってか知らずか、尋ねて来てくれた。人恋しさに飢えていた私には天の助けだ。話したいことは山ほどある。
 よくもまー、私の口から速射砲のごとく、言葉の嵐を打ち出す。聞いてる山友には口出させない。私の悪い癖だ。直したいが諦めている。この齢では癖は染みついている。
 本の事、山の事、はたまた北京冬季オリンピックの話題、話は尽きない。引きとめたいが帰る時間はすぐに来る。
 山友を見送りに玄関を出ると、北風の強風が吹き荒れていた。山沿いは大雪の予報が出ていた。寒いはずだ。うざぶるいながら見送ったが、寒い中訪ねて来てくれてありがとう。