燃えよ剣

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 司馬遼太郎原作、「燃えよ剣」が映画化された。50数年前,  読書感想文、熊日の課題図書に選ばれた作品である。                                当時、直木賞作家、光岡明さんから、私が応募した感想文を読んで、しっかり読み込んでいるとお褒めの言葉を頂いたことを覚えている。                                  50数年前読んだ、「燃えよ剣」が映画化され、テレビ、新聞でその予告が連日報道されている。居ても立ってもいられず近くの東宝シネマに観に行くことにした。
 読んだはずの原作の内容は忘れてしまっている。原作を再度読んで、観に行く方が理解が進むと思って本棚を探したが見つけることが出来なかった。
 場内が暗くなると、そこには激しく動く幕末の歴史の場面が、目の前に現れてくる。映画の力が存分に発揮される場面である。
 原作を読んで感動したことは覚えているが、今回映画化された作品の出来映えは、私には物足りない。人気作家の原作で、いくら金かけ制作したとしても、感動するとは限らない。