熊本県首脳一

  新しい主脳部による熊本県政が動き出した。木村知事は積極的に住民との対話に乗り出した。現場に足を運び住民の要望をすいあげ、住民に寄り添うと明言している。
懸案だった副知事2人は県議会の同意を得て選任、就任した。是でめでたく熊本の舵取りが整ったことになる。

 県知事選挙の最中、木村知事は地元出身でないので熊本のことはわからないと、盛んに野次られていた。私はそんな意見に与しない。
地元は地元出身者でなければならない理由はない。有能であればどこの出身者でも一向にかまわない。同じ目線では新しいアイデアは浮かばない。

 副知事に迎えた2人は生え抜きの県庁OBを並べた。県庁OBを並べるでなく、新しい外部の血を取り入れるべきだったと、私は考える。
県庁にどっぷり浸かっていた県庁マンOBの発想は新しい熊本の風を起こすとは到底思えない。民間の新しい発想力を持った人材を掘り起こすべきだと進言したい。