活字離れ

 活字が薄れて見えるようになって、読書量がかなり減った。内容より活字を読むだけで満足していた。それが字が読めないのは致命的で活字離れにつながっている。
熊本市の長崎次郎書店が150年の歴史に幕を閉じる。若者の活字離れでが原因である。若者に限らず、他にやることがいっぱいある。

 自己を表現することのできる場所や方法やメディアもいろいろある。時間をかけて知識を得るのは時代遅れなのか?
私のように活字文化にどっぷり浸かって生きてきた者には、現代の文明について行けないで入る。グーグルで検索するよりも、辞書で調べた方が身に着く。

 先日、黒木の大藤、素戔嗚神社に参詣した、「素戔嗚」の漢字が読めなくて辞書やらスマホで検索した。辞書では調べられなかったが、スマホで読み方、「すさのお」にたどり着いた。
スマホもすてたものでない。若者の気持ちもわからないでもない。現代文明を取り入れないと、「老人は消えさるのみ」。