コロナ禍で菅総理は、「自助」を最初に掲げた。ケネディー大統領も国民の主体性を就任式で述べた。これは政治家としてまっとうな考えである。
何でもかんでも公に頼るのはわたしの生き方とは違う。先ずは自力で解決の努力をするのが順序だろう。
「自助」が、 出身高校の綱領にも、大学の綱領にも掲げてあった。これは私の生き方に大きな影響を与えてくれたと思っている。
親父の教えも、「自分の事は自分で始末をつけろ」と口酸っぱく言われ来た。だから、十万円の給付金も本当に有難かった。まとまったお金を政府から頂いたのは初めてだった。
政府の、自助、共助、公助の順番が気に食わない。公助が最初に掲げるべきだと主張がある。私はその主張に与することは出来ない。
民主主義は、何を考え、何を主張しようが自由である。どんな意見も尊重されるべきである。わたしの意見は、万策尽きたら公助に頼ることは躊躇刷るべきでない。しかし、公助に頼りすぎるのは民主主義を根底から覆すように思えてならない。
