岸田内閣スタート

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  岸田内閣が本格的にスタートした。衆議院議員選挙で100代目の総理大臣に岸田文雄さんが指名された。
 国の発展を願う心は与野党の区別はなく誰でもある。首相の所信表明を聞くと、「国民が一つになってこの難局を乗り切ろう」、が主旨のように思える。
 岸田内閣がやろうとする政策は所信表明で十分述べられたし、よく伺えた。演説から、真面目に政策を説明すればするほど、言葉が空虚に聞こえてくる。それは、耳当たりの良い美辞麗句をちりばめただけであるからである。 
 政策は与党も野党も大差ない気がする。与党が所信を表明して、野党は批判する。国の発展を願う心は同じだが、政策が違うと言いたいのだろうが、大差ない。
 自由主義は、民主主義に於いて、「一致団結し」てと言うのが、一番の敵である。政府の方針に反対するのは民主主義を進めるうえで一番大事なことである。
 明治政府でも、「広く会議をおこし万機公論に決すべし」と、懐の深い政治を行っている。批判を許さない一致団結は、安易に使うべきでない。