米アカデミー賞W受賞

アカデミー賞、長編アニメーション賞、ゴジラー1.0視覚効果賞、日本人作品がW受賞した。文化の最高峰アカデミー賞、2冠を達成したのは快挙である。
人間は動物とは違う。理性があるし、パンのみでは生きていない。パンも大事であるが、心の豊かさ、品性を追求する動物である。人間である。

 文化の尺度を測るのに、音楽や芸術がある。素晴らしいドラマや、音楽や映像が人々に感動を与える。人間の生き方に大きな影響を与える。
哲学的になるが、人間がなんのために、どう生きるべきか、指針を与えるのが、小説や映画である。人間に生まれてよかったと思わせるのが、芸術、映画である。

 アカデミー賞にノミネートされた作品は高額な製作費(平均150億円)を費やしている。ゴジラー1.0は15億円、10分の1で賄っている。
費用をかければいいのではない。費用をかけないで、観客を感動させる日本の技術が評価を高めたらしい。監督が率先してAI技術を駆使したと言う。メガホンを握っていればいいと言う時代ではない。