政治改革

 昨日はぐずついた天気で、1日中、「衆議院予算委員会」、「政治と金の集中審議」の国会中継を観ていた。自民党公明党の質疑はやらせ質問で、新聞を読みながらチラッと眺める程度であった。
冷静に観るのが礼儀かも知れないが、やはり野党の質問が迫力があって面白い。権力者が若い議員に追求されるのは、観る方にとって溜飲が下がる。

 言う間でもなく、自民党の派閥のパーティー券を巡る裏金問題から端を発している。自民党の金まみれの体質が、浮き彫りになった。
戦後80年になろうとしているのに、日本の民主主義は金まみれの、金、金の政治になっている。成熟した民主主義とは遠く離れた存在になっている。

 遠く離れたところで、政治はダメだ、ダメだと嘆いても、ダメな政治家を選んだのは我々自身である。ダメな政治はまわりまわって我々の責任である。
自民党政治は、ロシアや中国よりまだましだが、しっかり監視していないと、民主主義は黙っていれば崩壊する。