木の芽起こしの雨



 1月は極端に雨が少なかった。2月に入り本格的な雨が降り、明日から雨が降ると予報が出て一安心している。
熊本には大規模半導体工場が集積して今年から稼働する。半導体お製造には大量の水を必要とする。少雨では肝心の人の水は確保できるのか心配になる。

 貴重な地下水を工場で大量に消費するなら、地下水に頼っている熊本市民の水道は大丈夫だろうか。水は人の命の素であり、能登地震でも水の大切さは再認識したばかりである。
しかし、熊本県民は優しい。熊本市の白川上流大津町で水田に雨水をため、地下水涵養に協力している。

 高森町と南阿蘇村でも田んぼに水を張り、雨水湛水に協力を申し出ている。熊本の宝である地下水を守るため近在の市町村の精神を国会議員は見習って欲しい。
雨が降ると、ブルーの日と顔をしかめていたが、最近雨が降らないかと待ち望んでいる。経済も大事だが、命は最も大事である。