評伝ー立花隆

 立花隆が80歳で亡くなって3年になる。誰もが「知の巨人」という異名が思い浮かぶだろう。文芸春秋の巻頭エッセイを長年書き続けていた。
「評伝ー立花隆」の本が発刊されることを知り、TSUTAYAに在庫があるかと問い合わせたら「未着」との返事、直木賞受賞作、「ともぐい」をもとめてきた。

 立花隆を一躍有名にしたのは、「田中角栄研究~その金脈と人脈」である。彼の著書が最高権力者、総理大臣田中角栄を権力の座から引きずり降ろしたのである。
当時発売された文芸春秋に載っていた文章をむさぼり読んだのが、昨日のことのように思い出される。

 彼が末期がんを患っていることちのを発表して以来、もののけにに取りつかれたように、テレビ、マスメディアに登場しまくった。
自ら脳死体験したり、知に対して貪欲さを見せた。知の巨人はガンを克服できなかった。万能知識人とも言われる立花隆は、AIのの時代を何と思うだろうか。