迎春準備


阿蘇乙姫が-7℃、九州で最低を記録した。温かい布団から出たくない。布団から、出るのに勇気がいる寒さになった。
一大決心して布団から出るとは大袈裟であるが、本当に寒い、寒い、寒いのは高齢者を怠け者にさせる。

寒さでうずくまっていては、何も前に進まない。朝食、掃除を終えると直ぐに、庭木の剪定、正月の準備にかかることにした。
独り身では、私が動かないとゴミ屋敷と化す。寝ていても事態は改善しない。寒いなんて言っていられない。

脚立に乗って庭木の剪定を始めたのはよいが、足がつりだした、それに指もだ。情けない。我慢しながら作業していると、今まで高い所で剪定しても怖くなかったが、足で踏ん張っていても怖いのである。
これが齢をとったと言うことだろうか。槙の木のテッペンはそのままにして今日の作業は終わりにする。高い所は本当に怖い。