地上侵攻

  戦後生まれの私は、当然ながら戦争の体験はない。世界では色んな地域で紛争が勃発し戦争に発展している。日本は太平洋戦争後、一度も戦争は起こしていないし、巻き込まれていない。
日本は平和にどっぷりつかって、安全に暮らしている。今世界では、幼い子供や女性が命の恐怖に晒されている。平和な日本にいては考えられない状態である。

 イスラエルパレスチナ自自区を実効支配するハマスが戦争状態にある。なぜ両国が戦争状態にあるのか詳しくは知らないが、5000人近くの死者が出ているのは事実である。
1人の命も尊ぶ日本、それが何千人もの命が虫けらのように奪われている。戦争は残酷でいいことは何もない。一国平和主義者では世界の笑いものになっても、戦争は避けるべきである。

 報道でしか知らない戦争の現実、本能的に戦争の文字にアレルギーが起きる。戦争を知らないでも戦争の悲惨さは想像できる。戦争体験がなくても泣き叫ぶ少女の姿は胸がはち裂けそうになる。
ガザ地区イスラエル軍が地上侵攻する準備をしている。侵攻すると、狭いガザ地区には何百万人の住民が住んでいる。甚大な被害が予想される。戦争から何も生まれない。失うことばかりである。