水俣病128人被害認定

私が確か小学生のころ水俣病は発生したと記憶している。親戚がチッソに勤めていて、我家に遊びに来たときは、心労で顔を曇らせていた。 それから60数年経つのにまだ解決していない。私が属している病院の趣味の会の関係に、水俣病の解決に生涯をかけ尽力したI弁護士を知っている。  

     今回の水俣病訴訟の判決で、被害を認定して、全員一人残らず128人被害認定し、国や県に賠償命令を下した。I弁護士は勝訴の判決を知らず亡くなった。天国で万歳しているだろう。 「まさか、、ここまでの内容になるなんて......」蒲島知事は絶句したそうだ。そもそも県民の代表であるはずの県知事が被害者の県民と被害認定で争うなんて信じられない。何を考えているのかといいたくなる。

 国と口裏を合わせたように、責任はない、認定しないの一点張りである。どちらを向いて向いて政治をしてるのか、即刻控訴をあきらめ、判決通り倍書責任を果たすべきである。 記者会見で、「今後の対応を検討する」を繰り返すだけである。まだまだ被害者を苦しめるのか?我々の税金を裁判費用のため使って欲しくない。