黒木の大藤

熊本県から福岡県、県境をまたぐと異国とは大袈裟であるが気分が変わる。旅に来たのだと気持ちと解放感がある。
「黒木の大藤」を見物に山友と出かけた。以前は、玉名、「山田の大藤」、の見物に出掛けていたが、黒木の大藤を知ってから、その規模、スケールの大きさは黒木の大藤に比べものにならない。

黒木の大藤まで往復148km。毎年、途中くつろぎの森グリーンピア八女に立ち寄る。シャクナゲ、つつじが満開で欲張りな花見になる。
しかし、今年はシャクナゲもつつじも盛りを過ぎていた。今年は全てにつけ、開花時期が一週間ほどはやい。タケノコ、タラの芽も然り、サクラの開花も早かった。

念のため黒木の観光協会に藤の花の開花時期を確かめていた。、去年は19日、満開を過ぎた藤の花見に出かけていた。
自然は人間の思惑を超えている。全てが早くなっているのは間違いで、藤の花だけは例年より開花が遅れているのである。自然界にも天邪鬼はいる。