花冷え

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熊本市では20日、サクラの開花宣言があった。平年に比べると2日ほど早い開花である。今年は例年に比べると寒い日が多かったようだが、サクラは暖かいから早く咲くとは限らない。

サクラの命は短い。ぐずぐずしていたら、満開のサクラは観らずじまいになる。雨が降ったり止んだり、この時期天気が不安定で予定が立たない。
酒を酌み交わしながら花見の一杯は、辛党の夢である。サクラの木の下で盃の中に花びらが舞い落ちる、想像しただけでも酔いごこちになる。

サクラの開花時期に呼応するように、天気はぐずつき花冷えになる。暖かくて天気がよくてのんびり花見が出来たらと毎年願っているが思うようには運ばない。
花見の世代の私だが、多様性時代に育った現代の若者は桜の下の宴会の楽しみなど味わっているだろうか。サクラは見るもの、コロナ禍での宴会などとんでもない。

何処で食べるより土の匂いがする地面に座って、弁当を食べたり、酒を酌み交わしたりするのが極上の御馳走になる、美味しいのである。