嵐の前の静けさ

朝起きて、朝刊を取りに外に出ると何時もの穏やかな空が広がっている。こころなしか風が舞っているが、大型台風がやって来るとは思えない。
気象庁の発表によると、大型で非常に強い台風14号は最悪のコースで熊本に接近すると予報が出ている。

藤崎八幡宮例大祭は早々来月に延期を決めた。県内のホテル、旅館はキャンセルが相次いで観光業は悲鳴お上げている。稼ぎ時に稼げないと死活問題である。
私は朝から、家の周りの片付けが一段落したら、コーヒーを煎れてのんびりしている。観光業者や関連の業務に当たつている人には申し訳ないが、隠居の身には何が起ころうと穏やかな時間が流れている。有難いものである。

それにしても、嵐の前の静けさ、本当にたけり狂う大型台風が直撃するだろうか。このまま前回の台風のように逸れて通過してくれないだろうか。
気象庁の予報が外れても文句は決して口にしない。準備が無駄になったとは決して口にしない。台風に万全の備えどない。通り過ぎるのを待つしかない。