自己流

熊日の、毎週日曜日五木寛之さんのエッセイを楽しみにしている。7月17日で180回を迎えている。私のブログの参考にしているが、唸るような文章、感心している。
今週のタイトルは、「自己流で生きること」。自己流を広辞苑で引くと「自分一個の流儀、我流」と載っている。

五木さんはかかりつけ医を持たないことで自己流の生き方が出来たのだ。結果的に健康が何よりも大事であることを言いたかったのだろう。
私は自己流で生きて来たような気がする。我が実家の経済では許されない、東京の大学に受験した。どうしても東京の大学に行きたかったのだ。

3校受験して全て落ちた。交通費、受験費用もばかにならない。今思えば親に負担をかけてしまつた。
お客様相手の商売をしていたので、自己流は直つたと思っていたが、山友から「桶屋の息子」と呼ばれた。「輪がええ、輪がええ」。75年間、身につけた自己流簡単に手放してたまるか!!