でんでんむし

「でんでんむしの会、」は、「一人暮らしでも安心して暮らせる、集う場を広げよう」と、呼びかけている。でんでんむしの会は一人暮らしの人たちを支援する組織である。

特に高齢者の一人暮らしは孤立感、孤独感を抱える。高齢者は頑固で、対話が苦手で、一週間おしゃべりせず殻に閉じこもつている。高齢者よ、街に出よ!!
私は元来おしゃべり好きだが、孤独は厭わない。コロナ禍での禁止尽くしの入院だつたが、さびしいかったり、退屈することはなかった。

一人でいると、空想したり、想像したり、哲学的になったり頭の休まる暇はない。くだらないことでも考えることが好きなのである。人間は考える葦である。
10日余りの入院であったが、持参した単行本、4冊読み上げた。テレビは観たしラジオは手放せない生活を送った。

入院を苦行と思わず、楽しんで来ると思うだけで気が楽になる。でんでんむしの会の世話になるには、まだまだ当分先のようである。