九州自然遊歩道を踏破するためには清水寺をどうしても確認する、チエックする必要がある。山友を誘って南阿蘇まで足を延ばすことにした。
南阿蘇村の清水寺は、正式名、雲龍山清水寺と言う。若い時、行ったことはあるが、遠い昔の事、全く記憶が抜けてしまっている。
スマホのナビに従って行くと、狭い山道が延々と続いて途中で引き返したい気分にかられた。記憶をたどるにつれ、昔の記憶が少しづつ呼び戻らされた。
それにしても、こんな山奥にお寺があるのだろうかと不安になったが、文明の機器を信ずる以外為す術もない。
文明の利器は正確に清水寺に招き入れた。到着すると、鳥居があるし、看板には、清水寺、清水神社と併記してある。神様と、仏様が仲良く鎮座されている。
外国にはあり得ない光景だが、日本の宗教のおぅらかさが微笑ましい。神式、仏式の作法ででお参りしたので、願いはかなうであろう。