彼岸の中日

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今日は彼岸の中日である。仏教徒になった私は、お彼岸に先祖の墓参りする位は解っているが家の仏壇で済ましてしまう。実家は神道なので仏様と神様がぶつかりはしないだろうか心配する。
 中秋の名月を見損なった私は、一日遅れでゆっくり夜空を見渡した。二階のベランダに日本酒を持ち込み、月見酒と洒落こんだ。
 雲一つない夜空に、光り輝く満月を前に一献傾けるのは、平凡な日常に、潤いをもたらしたことは、酒の進み具合で間違いない。
 夜空をじっと眺めていると、昭和、平成、令和、過ぎてみればアット言う間であったと、感傷的な気分になる。
 こんな素晴らしい眺めは、あと何回眺めることが出来るだろうか。名月をずっと愉しむためには、健康で心のゆとりを保つことだろう。
 キラキラと輝く名月をカメラに撮ろうと頑張ったがうまくいかない。しかし私の心には名月の残影が心に焼き付いていつまでも残っているだろう。