中秋の名月

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 昨日は中秋の名月を拝みそこなった。スマホで調べると、中秋の満月は8年ぶりだそうである。旧暦の8月15日に満月になるのが中秋の名月と言うそうである。
 世事に忙殺していると、心の余裕がなくなっている。古代人、縄文彌生人だって、満月を眺めながら暮らして来た。
 月に人類が立つようになって、宇宙のロマンが無くなって来たような気がする。ススキを飾り、団子を供え、自然のいとなみに感謝していたのに!!
 月にはウサギが餅をつき、おとぎの国として想像していた。それがどうだろうか??月面を靴で踏み荒らし、月を愛でる心が萎えてしまった。
 文明の進歩を否定するつもりはないが、人々の心は確実にゆとり、潤いを失くしたようだ。人間の空想は科学では証明できない気がする。
 今日、一日遅れの中秋の名月を拝みたいと思っている。団子を食べ、月と乾杯して、宇宙へ想いを広げたいと思っている。