同質社会

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 コロナ禍、パラリンピックは連日熱戦を繰り広げている。日本人選手の活躍で大会は大いに盛り上がっている。障害者も健常者も助け合って多様な社会の実現を期待したい。
 日本人初の金メダル、水泳選手は、私が金メダルが取れたのは、「周囲の支援のお蔭だ」と、感謝の言葉を述べている。
 メダルを獲ったのは、勿論本人の努力のが一番だが、皆さんの協力のお蔭であると謙虚である。日本人の謙虚さは美談に通じる。
 インタビューに応じる男女選手、メダルを獲った選手、獲れなかった選手、異口同音に同じ言葉を吐き出す。「周囲の支援のお蔭」。
 自転車トライアル競技で金メダルに輝いたのは50歳の女性である。インタビューに答えて「周囲の支援のお蔭」を、口にした。
 コメントは周りに気を使うのが礼儀だろうが、私には同調圧力にしか受けとれない。何でも言える社会が理想だが、同質社会は息苦しい。