16日、熊本市で初雪が観測された。ここ2~3日厳しい寒さに見舞われている。朝、6:30分からのラジオ体操が苦痛になった。
布団から中々出たくなくなった。それでもけじめとして、勇気を振り絞って体を動かし、日常の社会生活を送ることになる。
それにしても、高齢者になったことを自覚するのは厳しい寒さだ。高齢者は寒さが一番体に堪える。5~6年前には予想だに出来なかった事である。
私は、汗が吹きだす夏より、雪が舞う、スキーができる、寒ければ重ね着が出来る冬が好きだと公言していた。暑さはどう対処しても暑いのである。
ところが、70歳を境にして寒さに弱くなった。寒いと精神的に弱気になるし、身体もちじ込まる。動作も緩慢になるし良い事は何もない。
初雪が舞っても、はじゃぐこともないし、反って憂鬱になった。本当に高齢者になったら社会を見る視点が変わってくる。人生色々あるものだ。変わるものだ。