トンボ池


 2週間前だったか、新聞に立田山のトンボ池が枯渇している写真が載った。先月散歩の会で立田山散策で枯渇していたのを目の当たりにしていた。
以前、トンボ池の上流にはセリが繁茂し、湧水がわずかだが流れていた。先月の散歩の会で、温暖化は少雨のせいか、トンボ池は見る影もなかった。

 2月の散歩の会前に、2月には珍しく大雨が降った。ぐずついた天気が1週間ほど続いたが、散歩の会の日は澄んだ青空が広がった。
散歩コースを代継神社コースに変更したが、頂上付近には住宅がびっしり、トンボ池上流の湧水が枯渇した原因が、温暖化のせいばかりではない。

 立田山には貴重な生物や植物が残っている。トンボ池が枯渇すれば貴重な生物が消え去ると新聞には憂いの声が載っていた。
しかし、今月の散策では、トンボ池は水を満々貯めていた。先月とは様変わりしていた。立田山の自然は天気頼り、雨便りである。立田山の開発は、もうここらでやめてもらいたい。一度壊した自然はもとには戻らない。