春一番

 ここのところの暖かさは異常である。九州地方では昨日、春一番が吹いたそうである。さもありなん、ダウンジャケットは脱ぎ、掛け布団は一枚減らしたほどだ。
春一番が吹いて気温が上昇し、雷もぐずつき始めた。この時期の雷は、「春雷」、春一は、「春のあらし」、日本語は多彩である。

 2~3日はぐずつく天気が続く予報が出ているが、だんだん春に近づいているのは間違いない。冬は寒くどんよりしていると気分まで落ち込んでしまう。
暖かくこれから春に向かうとなると、希望が出てくる。いろんなストレスも吹き飛んでしまう気がする。朝の来ない夜はない。人生悪い事ばかり続きはしない。

 冬であろうと、山登りしたり、里歩きしたり、いつも一緒に行動していた山友が膝の手術で入院して2カ月になろうとしている。
一人で山歩きなど面白くない。一緒に歌を口ずさんだり、おしゃべりしたりした山歩きが来る日が早く来ることを願っている。一歩でも前に踏み出す時が来ることを祈っている。