命のビザ



 早朝6時に起き、ラジオ体操、朝食、家の周りの掃除、洗濯、コーヒータイム、自分では気に入った生活を、充実した生活まではいかなくても、満足している。
日々の暮らしも、だいたい同じように流れている。生活に不満はないが、たまには非日常の生活を送りたい気持ちは持っている。
 
 出かけるにしても、旅行や、山登りにしても、出かけて帰ったら、何の変哲もない日々の暮らしが懐かしい。普段の暮らしが充実しているから出かけたい衝動にかられのだろうと、思うことにしている。
昨日は、山友に」誘われて映画界に行ってきた。我が家で暮らすのも楽しいが、映画界に出かけるのはワクワクする。映画は根っから好きで、好きなことを十分楽しめることは幸せである。

 「命のビザ」は、「シンドラーのリストのリスト」に重ねあった。日本にも素晴らしい外交官がいた。本国の命令に逆らって、人道を優先し何千人のユダヤ人の命を救った。
決してエリート外交官でなかったが、何が大切かを杉原千畝公使は知っていた。上司の命令を聞くだけのロボットではなかった。庶民の中に真実は隠れている。