大名倒産

梅雨の長雨、毎日雨が続いてうんざりである。雨も趣きがあると風情に浸っていられるのも限度がある。せいぜい2~3日である。
山の雄大な景色、オゾンいつぱい清々しい空気胸いっぱい吸いたいと思っても、この長雨では望むべくもない。

アウトドアが駄目なら、インドアで憂さ晴らしするしかない。食べ物好き嫌いのない私は、インドアで過ごすのもアウトドアで過ごすのもどちらでもよい、都合よい性格で出来ているのである。
映画を観たくなる基準は、アカデミー賞カンヌ映画祭ベネチア映画祭、と新聞、テレビの映画評である。映画評は、「大名倒産」はとにかく面白い、エンターテインメントに仕上がっている。大絶賛である。

新聞、テレビ、雑誌の「倒産大名」映画評はすこぶるいい。映画好きの私が観ない訳にはいかない。
鑑賞後、気持ちがよい、自分がなぜか、明るく前向きになつている。くよくよしても、楽しんでも、一生は一生、同じ一生なら楽しんで暮らしたい、と思える映画である。