今日から立冬である。暦の上では冬となる。例年だと冷たい木枯らしが吹き始める季節である。今年は、立冬は名ばかりで、先日真夏日になったばかりで、１１月としては１４４年ぶり暑さを更新したばかりである。
吊るし柿は、空気が冷え込み、木枯らしが吹かないと良い干し柿にならない。このまま暑い日が続くと折角の吊るし柿が、カビがはえたり、腐ったりしないか心配である。
これから、なべ物や、暖かい料理が恋しくなる。鍋料理は一人で囲むより、みんなでワイワイガヤガヤでつついた方が格段に旨い。
山友を誘って、白菜、キノコ、サトイモ、ダイコン、コンニャク、たまご、冷蔵庫に残っている具材を放り込んでおでんを囲んだ。
おでんや鍋は寒さが旨味を増す。フーフーとアツアツのおでんを頬ばるから旨いのである。夏の気候では気が抜ける。木枯らしが必要である。
鍋料理で減量した友がいる。鍋料理は山のように積まれた野菜がすんなり腹に収まる。野菜はカロリーは低く、満腹感がある。立冬になって美味しく痩せよう。
