天高く馬肥ゆる秋

  高森町の散策の途中、地元の八百屋さんで、賞味ぎりぎりのバナナを信じれない安い値段で買い求めてきた。たたき売りのバナナをたくさん買って、このまま腐らせては、「安物買いの銭失い」。
「ジュースにしたら」、賞味期限ぎりぎりのバナナは甘さがのっていると山友にアドバイスを受けた。バナナをどうしようか持て余しているのには、渡りに船だ。

 何年も使っていなかったジューサーを取り出し、バナナ、ヨーグルト、牛乳、、を入れ攪拌した。技術も何もいらないシンプル料理、飲み物だ。
期待してしなかったが、一口飲んだら、上品な味で甘さもちょうど良い。戸棚にしまい込んでいたジューサーの使い道が出来たし、体にも絶対いいに決まっている。バナナは利用できたし、ほこりを被ったジューサーは息を吹き返したし、一石二鳥三鳥である。

 一年で一番過ごしやすい季節になっている。周りを見渡せば,果物、野菜が魚が棚一杯並んでいる。工夫すれば美味しい食べ物でお腹を満たしてくれる。
天高く人間が肥える秋になった、家に閉じ籠らず、山や海に繰り出し、美味しい料理を堪能する。楽しい季節である。