文化の日

 朝は冷え込むが、陽が昇ると11月とは思えないほど暖かくなる。澄んだ青空が広がると1年で一番過ごしやすい季節を実感する。
今日は文化の日で、文化にふさわしい読書をしたり、音楽を聴いたりしなければと思うが、だらだら過ごしている。家の周りを掃除して、一段落したところで、コーヒーを飲んでいる。

 昼から卓を囲んで、せめて仲間とウイットに富んだ会話しながら、マージャンを楽しみたいと思っている。いつも井戸端会議のようなたわいもない会話だが、今日は文化的な話題でも披露したい。
先日、散歩の会の下見で、、野口雨情の碑文を見つけた、田舎町にあの有名な明治の詩人が訪れていたとは驚きであった。
 
 「七つの子」、「赤い靴」、我々の年代なら誰でも口ずさんだ、童謡の作詞者である。文化的史跡はどこにでも丹念に探すと存在する。
朝起きて、ラジオ体操、掃除洗濯、今日も何時もの時間が流れる。変化のない毎日だが、一番生活の実感が湧き、落ち着く。文化とは平凡な日常の暮らしそのものだと、勝手に思っている。