マラソン

 スポーツでは野球に目がないが、陸上も目が外せない。マラソンは日本が唯一世界に通用する競技である。しかし近年、日本は短距離、中距離、投てきも世界と戦えるようになった。
根性論がはびこった時代でなく、科学的トレーニングや栄養学の裏付けで体格が欧米人に比べてひけをとらないまでになった。欧米人に対等に戦えるようになって応援する張り合いが出てきた。
 
 世界陸上が深夜に放映される。田中希美選手が日本時間、深夜3時半ぐらいに登場するとあって、起きて待つことにした。5000mの決勝16人に残っている。あの小さな体でよく世界の決勝戦まで残ったものだ。
これはここで寝ている場合でない。せめて起きて会場のブダペストに向かって応援の念力を飛ばすしかない。私の声援の甲斐あってか26年ぶりの8位入賞を果たした。
 
 400m、1600mリレー、女子マラソン、手に汗握るレースであった。世界に見劣りすることなく、堂々の戦いぶりであった。ご苦労様!!
6時間テレビの前に座りっぱなしであった。日本人の選手の活躍に、眠さも吹き飛んだ。山友から、「若い」と褒められた。素直に受け取ろう!!