うさぎ年

 

今年の箱根駅伝花の一区、最初から一人飛び出し大差をつけて独走であった。まさに脱兎のごとく、うさぎ年にふさわしい走りぷりであった。
最初から2位以下に400m以上離し興味が薄れたが、その選手が無名大学の学生連合の選手だったので、驚きであると同時に、応援に熱が入った。「ガンバレガンバレ!!」

今日の新聞に、スタートと同時に飛び出した選手が熊本出身だと紹介記事を見つけ、流石熊本出身者だと胸のすく思いになった。
最終的には、足をふらつかせながらも、トップでたすきを渡せなかったものの、3位の堂々の成績で、責任を果たした。

「アッパレ、お見事、素晴らしい、よくやった」、と言う以外の褒め言葉はみつからない。
うさぎ年に、若者に夢を持たせてくれる快挙である。ここ一発、誰も考えつかないことを勇気を持つて挑戦する。無名でも努力すれば成し遂げられる。