残暑お見舞い

 今年の夏は暑かった。まだまだ暑い。立秋は過ぎたと言うのに異常な暑さだ。熊本は35~6°Cだがアスファルトの道路は40℃をゆうに超えている。
自分の体温を超えている暑さは、耐えがたく、散歩は休んでばかりだ。酷暑で散歩に行くのは馬鹿げたことだ。こまめに水分を取るのはいいが、水ばかり飲んでいると御飯が進まない。
 
 朝から、家の周りの掃除をしたり、ごみ捨てに行ったりするだけで、びっしょり汗をかいている。汗をそのままにしていると老人臭で回りに不快感をまき散らす。
自分では清潔にしているつもりだが、山友から注意を受ける。認めたくないがこれは現実である。対策にはショッチュウ、シャワーを浴びることだ。
 
 今夏、暑中見舞いのハガキは一枚も書かなかった。だんだん付き合いは少なくなり狭い空間に閉じこもっている。町内の夏祭りにも参加していない。老人会の誘いも断った。
こてでは世間から見放される。思い直して友人知人に残暑見舞いのハガキを出そうかなと思い立った。だけどお見舞いを書くハガキがない。面倒くさい。