原発処理水

 

福島第一原子力発電所に溜まった処理水タンク群は威容である。敷地内に立錐の余地ないタンクで処理水は待ったなしの解決が迫られている。
処理水の放出を24日にも開始すると政府が発表した。賛成反対で、喧々諤々である。外国、特に中国で強く反対している。

 外から言われると、日本政府の味方をしたくなる。日本のやることなすこと気に食わないを中国から言われたくない。感情論になる。どんなに科学的に説明しても話し合いに応じる気配はない。
地元の漁業関係者が反対するのも十分理解できる。首相が「風評対策」に全力を挙げる」と表明しても、生活が懸かっている漁業者には響かない。
 
 私の解決策を述べてみたい。首相や東電の社長が、処理水を大ジョッキで飲んでもらいたい。処理水が、「安全だ安全だ」と何回いっても信用しない。
処理水を日本の首相が処理水をごくごく旨そうに飲んだら、中国も漁業者も安心するだろう。あらゆる責任を負う覚悟があるなら、説明より行動で示すしかない。