サラリーマン時代の知人が、高校、大学時代の友人が、自営業時代のお得意さんが次から次へと亡くなっている。。現在では早死ぬといえる年齢である。
我々の年代で鬼籍に入るのが多すぎると田舎の友人がこぼしている。戦後生まれで栄養が不足したのが原因があるのかと勝手に思っている。
それにしても、私の身の回りの知人友人が天国に召される。そんなに急いで天国に召されなくとも、まだまだやりたいこともあったろうに、早死には悔しい。
四国の同級生西丸は死を悟り、生前葬を執り行ったという。「精一杯の人生、悔いはない」、奥さんに、言い残して旅だったとハガキにしたためてあった。
私は長生きして世間を眺めたいと思っている。酒はほどほど、たばこは吸わないし、健康な生活を心掛けている。天国に召さればすべてが無になる。
長生きが幸せにつながるかる場合もあるし、若くして死んでも悔いのない人生だと吐露している友人もいる。その逆もある。長生きすべきか、否か。死人に聞いてみたいが、生き返った者はいない。
